エキシマレーザーとは

一般的に「レーザー光線」という言葉を聞くことや、実際に使うことがありますが、レーザーとは何なのでしょう。
レーザーとはLight Amplification by Simulated Emission of Radiationの略で、位相がそろって振幅が大きく、波長が極めて短い、非常に強いエネルギーを持った光の束を意味します。
レーザーに用いられる物質は炭素ガス、ルビー、アルゴン、キセノンなど非常に様々で、ヘリウムイオンを用いた赤いレーザーは私たちの日常でもレーザーポインターとしてよく使われています。
エキシマレーザーは波長が非常に短いというのが特徴で、角膜の狙った部分に対して正確に照射することを可能にします。
また、エキシマレーザは熱を発生させないため、熱に弱い角膜に対して照射しても悪い影響は一切与えることがありません。
痛みもなく、副作用や発がん性もないなど、視力矯正手術としては画期的な治療技術であると言えます。
アメリカでは1995年に認可され、視力矯正手術に利用されるようになりましたが、日本ではそれから遅れること5年の2000年に認可されました。
認可以降は日本でも広く利用されるようになり、現在ではレーシック治療が非常に身近なものとなったのは、エキシマレーザのおかげと言っても良いでしょう。
手術に用いられるレーザーとしては、エキシマレーザー以外にも半導体レーザーがありますが、こちらは出力が低いためエキシマレーザーを用いるよりも照射時間が長くなってしまうというデメリットがあります。
レーシック治療の現場では、ほとんどの場合エキシマレーザーを用いるようになっています。